2009-11

いこまい館へのトレーニング室移転(第84号)

こんにちは。凄く元気な40歳、水川あつしです。

先ほど、地元消防団の年末夜警活動の激励式に出席してきました。仕事もご家族もある中、かつ、年末の多忙な時期に地元の防災防犯のための活動をされる消防団の皆様には本当に頭が下がります。

さて、先日来予告していました12月議会に上程された議案についての私の思いを述べさせていただきます。
本来、82号から84号まで順番にご報告すべきところですが、私なりに84号が、本件の核心案件かと判断し、一番最初にご報告いたします。
この案件は、いこまい館に、トレーニング室の利用料金を設定する条例で、つまりは、いこまい館へトレーニング室を移設するための提案であります。

大変長くなりますが、自分の思いを込めて準備した反対討論の原稿を、そのまま掲載させていただきます。(後段に抜粋した感想を述べさせていただきましたので、端折ってご覧いただいても結構です。)

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議長のお許しをいただきましたので、私は、議題となっております、議案第84号「東郷町町民交流拠点施設条例の一部改正について」に対し、反対の立場から討論させていただきます。

私自身、町当局の進めるいこまい館見直しについて、いろいろな疑問点や不満を抱いております。これは、私だけではなく、41千有余の住民においても、私と同様の想いを抱く方は少なくありません。それぞれの思いや希望がある以上いたし方のない部分であろうかと思います。しかしながら、いこまい館は公共施設であり、この施設を介して公平公正な行政サービスを求めるにあたっては、全体最適のために微細な不満を辛抱し、要望を譲り合う思いも大切である、とも考えるところであります。つまるところ、かねてより否定的な見解を表している改築を含んだいこまい館の見直しについても、それが発展的なものであり、住民の意向を引き続き受け入れられる体制の下に推進されるならば、その改装に際しての最適化を前提に議論するべきという考えにまで至っているところが正直な思いであります。
では、なぜ、そういった思いに至りながらも当議案に対して反対の思いを述べさせていただくに至ったかですが、ただ1点、時期・タイミングについて絶対に賛成することがききないからであります。

今、世界は未曾有の経済危機の真っ只中にあります。超がつく巨大企業がその巨体をぐらつかせるほどの嵐の中であることは、みなさんが肌で感じているところでありましょう。このような時期に、公共施設を慌しく改装し、移設するなどということを、住民は、近隣自治体は、そして国・県は、どのようにご覧になることでしょうか。
当局は、経費は指定管理者が負担すると説明されましたが、それをどれだけの住民にご理解いただけるでしょうか。ましてや、今回提案されている指定管理者は東郷町が100%出資している施設サービスであるわけです。また、他の議案に関連しても、委員会においても度々話題となりますが、診療所の議論も大きな課題の一つであります。いこまい館の見直し案の核心である診療所の経営診断はまだ結論が出されていませんし、核心である以上、その結果によっては見直し案そのものも多方面にわたり再検討し、修正が必要となる部分も生じてくるはずであります。
最終的に、現在示されている原案通りの結果となったとしても、それを遅らせたことに対する不満の声はどれほどになるでしょう。賢明な住民の皆様には、必ずやご理解を得られることでしょう。
 
いこまい館見直し実施方針の「交流・子育て支援ゾーン」「健康づくりゾーン」「文化学習ゾーン」の、いずれをとっても、総論として意義を認められるものであると判断できます。しかし、スケジュールだけは、どうしても認めるわけにはまいりません。

少なくとも、診療所に関する一定の方向性が指し示される時期までは、改築等のハード面の見直しを待ち、その間に、見直し実施方針に抱えられている各種のソフト面での見直しを進めていくべきではないでしょうか。特に、トレーニング室移転にあたっての利用促進策として、・町内に無料券を配布する ・特定検診の保険者への営業活動 ・利用スタンプサービス ・町内の事業所に対する利用促進の営業活動 という具体的施策が提案されていますが、現在の運動浴室のままでも十分に効果が期待できる策でもあり、むしろ今すぐにでも活動を始めるべきであるとも思うわけであります。

私が言うまでもなく、我々議員には説明責任があります。
なぜ、今、いこまい館見直し後のグランドデザインが整わない時期であるにもかかわらず、なおかつ、歴史上、類をみない経済情勢の最中に、お金と手間をかけなければならないのか。
我々議員には説明責任があります。

より一層の住民サービス向上のためにも、見直しは大いに推進すべきであります。
しかし、最適な見直しでなければそれは見直しにはなりません。
「不要・不急」という言葉がありますが、今回の提案は「不急の提案」であります。

異論・反論あろうかと思いますが、どうか、議員が、議会が一体となって、いや、議会と行政も真に手を携えて、最適な、最高の見直しになるよう、慎重な時期選定をご決断くださいますよう、つまりは、本提案の賛同を見送りいただけますよう、心よりお願い申し上げ、反対の立場からの討論とさせていただきます。

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およそ8分の演説になってしまいました。

いこまい館見直しについては、いろいろな思いがありますが、今回反対するにあたっては、論点をたった1点、「時期」にしぼりました。

当局は、いこまい館見直しを、全戸アンケート、見直し検討委員会等に諮り方針を決定しました。その最大のポイントは「診療所移転」です。
この診療所については、その存廃と移設を含めた経営診断を、約650万円の費用をかけて外部委託し、その診断途中にあります。

なぜこの結果を待てないのでしょう。
私には、「いこまい館の改築」の既成事実を作るため「だけ」の所作としか思えません。
この部分について、討論において
「住民に理解が得られるのか」
と、議員各位に投げかけたわけです。

結果は先般ご報告のとおりです。

民主主義の基本的決定方法に従い、決まってしまったことは仕方がありません。今後は、この判断が、真の住民福祉向上に働くよう、可能な範囲で役割を果たしてまいりたいと思います。

みなさまと共にある町政のために働いてまいります。

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水川あつし

Author:水川あつし
平成19年4月から愛知県愛知郡東郷町の議会議員として働いております。
1期生で、右往左往しながら活動しておりますが、そんな「右往左往」加減をご紹介させていただき、立派な地方議員として働けるように、皆様からご指導いただければ幸いかな?と思っております。

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