2009-11

総合体育館のトレーニング室廃止(第83号)

こんにちは。凄く元気な40歳、水川あつしです。

12月議会の件を来年まで持ち越したくないと思っていたのですが、気がつけば年の瀬です。
いこまい館見直し関連議案の一つである第83号についてご報告申し上げます。

前にも述べさせていただきましたが、なぜ、いこまい館のトレ室移設と総合体育館のトレ室廃止を一括して審議しないのか、そのことが多いに疑問でした。所管も異なるため、委員会も別での審議でした。
先日ご報告しました84号に間違いなく関連するにもかかわらず、個別案件として検討しなければならなく、正直、考え方を整理できずに大変苦労しました。
が、
・現在、総合体育館を利用されている方への代替措置が十分であると判断できない。
・廃止後のスペースの合理的利用策が示されない。
この2点を理由に反対しました。

こちらも大変長くなりますが討論の原稿をそのまま掲載いたします。

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議長のお許しをいただきましたので、私は、議題となっております、議案第83号「東郷町総合体育館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」に対し、反対の立場から討論させていただきます。

 今回の提案は、「トレーニング室をいこまい館に移設するために必要があるから」とされています。本議会において、第84号として上程されている案件とは、判断に際し不可分なものと考えられ、このことから、83号に対してのみ判断することは無責任極まりないものとなり、その一事をもってしても、この議案に対しての、少なくとも賛同いたしかねる根拠となるでしょう。しかしながら、別議案として審議されてきたことを鑑み、続けて当該議案に関する賛成しかねる理由を述べさせていただきます。

まずは、現在のトレーニング室利用者の利便についてであります。平成19年度の体育館トレーニング室利用者は約17千人です。廃止提案である以上、本議案においてこの利用者の受け入れ態勢に万全の配慮がなされていなければならないわけでありますが、委員会での説明によれば、現状の施設に満足して利用される人がほとんどで、器具が新しくなくとも安いほうがよいという意見がほぼ半数を占めることを説明されました。また65%の方が料金のアップについて納得していないという意見だったとのことです。つまり、トレーニング室の現状には、支障を感じていない意見が多いどころか、むしろ移転に賛成されないご意見のほうが多いことをデータが示しておるわけです。意見の中心は、利用料金についてであり、料金設定の議論は84号に譲りますが、少なくとも現時点において、現利用者への利便が代替されると判断できないことがデータにより示されているわけあります。

 次に、廃止後のトレーニング室跡スペースの活用についてでありますが、スポーツ愛好者のさらなる利便性向上に寄与すべく、何らかの施設として、例えば、現在、大変多くの方が利用され、飽和状態ともなっている今の多目的室の補完的な用途となる第二多目的室のようなものとして開放される構想をお示しされると思いきや、現在の指定管理者である施設サービスへの占用スペースとして割当て、一般開放の用途にはしないとのことです。
そもそも総合体育館は、スポーツを愛好する住民のための施設です。町が出資しているとはいえ、民間企業のサービスを提供するためのスペースではないはずであります。この提案に理解を示される住民がどれだけおられるのでしょうか。
よしんば、施設サービスが住民のための良好なサービスを提供されるとしましょう。現在トレーニング室には17千人の利用者がおられますが、そのサービスをもって、17千人という利用者数と同等の受益者を担保できるのでしょうか。これは、かねてから、いこまい館尾見直しの際に町長をはじめとして当局が唱え続けてきた「費用に見合った効果」への疑問であります。20年度当初予算では総合体育館の委託料は約44百万計上されております。もちろんこれは19年度の総合体育館利用者約10万人を踏まえたものであることは言うまでもないことでしょう。トレーニング室の廃止で、体育館利用者総数の17%の利用減を跡地でどのように担保されるのでしょう。「いこまい館見直し実施方針」の「健康づくりゾーンにかかる見直し実施方針」の中には「総合体育館の現トレーニングジムの移設後の場所は、役場、施設サービスによる教室事業等での利用を図ります。」とだけ書かれています。一般開放もせず、教室事業だけでいったい17千人規模の利用者利便を図ることができる教室事業とはどのようなものか。委員会で質問したところ、なんら具体的な答弁はありませんでした。当局のいわれる「費用に見合った効果」が廃止後の総合体育館で得られるとは思えません。

 以上、現在のトレーニング室利用者約17千人の利便確保が得られないこと、廃止後の総合体育館での費用に見合った効果に確証が得られないことが反対の理由ではありますが、82号の討論にも述べさせていただきましたとおり、本提案も、いこまい館の改修・改築を含む見直しの一環で提案されているものであり、慎重なうえにも慎重に進める必要があるわけであります。診療所の、移転を含んだ経営診断を実施している途上において、未だ決定していない改築の一部を前提とした本提案を、場当たり的に賛成するわけにはまいりません。

 見直しは大いに推進すべきであり、このことへの賛意はすでに幾度となく表してきました。最適な見直しのため、場当たり的な局地的提案である本議案には賛同いたしかねます。

 議員諸兄の、私の意思へのご同意をお願い申し上げ、反対討論とさせていただきます。

****************************************

議案に対する思いの詳細は、84号の報告で述べさせていただきましたので、割愛させていただきます。本件も、私の思いに反して可決されてしまいました。

今後も、真の住民福祉向上のため、可能な範囲での役割を果たしてまいります。

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水川あつし

Author:水川あつし
平成19年4月から愛知県愛知郡東郷町の議会議員として働いております。
1期生で、右往左往しながら活動しておりますが、そんな「右往左往」加減をご紹介させていただき、立派な地方議員として働けるように、皆様からご指導いただければ幸いかな?と思っております。

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