町長給与30%カット
こんにちは。凄く元気な39歳 水川あつしです。
昨日の新聞にも載りましたが、6月議会最終日に急遽上程された「町長の給与の特例に関する条例の制定について」という議案が可決されました。いわゆる町長給与30%カットの件です。
私は、反対の立場をとりましたが、残念ながら可決となりました。
今回の議会では、一般質問をさせていただくなど、はじめてづくしだったのですが、最後の最後に「反対討論」まで初体験させていただきました。
委員会に付議されていた議案の採決が終わり、午後になってから当議案についての行政側からの説明があり、急遽、総務委員会が行われました。
委員会において、詳細の主旨説明をいただき、私も、いくつかの質問をさせていただきました。また、他の委員からの質問も多数あり、活発な議論となりました。先日当ブログでご説明させていただいたとおり、委員会は本会議の縮小版のような形で賛成と反対の討論があり、採決となるのですが、委員会においては賛成少数で否決すべきものと結論されました。
場所を本会議に移し、委員長報告の後、賛成討論のトップバッターとして井俣議員が立たれました。そして、直後の反対討論に、私が立たせていただきました。
一般質問同様に、私の主旨をできるだけそのまま、臨場感をもってお伝えさせていただきたく、カンニングペーパー(今回は本当に急なことだったので、めちゃめちゃ苦労しました。また、論理構成が不十分な部分も否めません。)をそのまま転記させていただきます。
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●議案「町長の給与の特例に関する条例の制定について」の反対討論
議長のお許しを得ましたので、議案第48号「町長の給与の特例に関する条例の制定について」反対の立場から討論させていただきます。
(以下、手持ちメモ)
・先般開催された報酬審議会において、現在の給与が不適当なものではないと答申された。町長の給与の金額については、何ら問題ないものと考える。
・財政上、削減分が住民サービスへ還元される一事については、総論として賛同できることではあるが、今年度予算規模から照らして、1%にも満たない金額を「政策として」提案されることについて、この選択肢以外に、還元分と同等のサービス向上施策はないのか、政治家としての根本的な部分として疑問を感じる。
・「30%」の考え方が十分に理解できない。35%では?25%では?これを論理的に説明されない限り、このお金は「なんだかよくわからないお金」になってしまう。また、逆に今回の提案を採れば、この論理で考えれば、時の為政者の判断により無報酬でもよいことになる。それが正常な「仕組み」と言えるだろうか。
・他の特別職等に影響がでないと明言されているが、それを担保されているわけではない。今回の特例が承認されれば、同様のロジックが、全ての給与・報酬にあてはまってしまう懸念がある。私自身281千円の報酬を得ているが、「特例として私の報酬を250千円にします。」と提案できてしまう仕組みは、正常な議会運営、行政執行と言えるだろうか。その仕組みを町民のみなさまにご理解が得られるだろうか疑問である。
・私は、多方面からの見直しについては総論としては賛成であり、その中において人件費等もあるのであれば当然に検討し、場合によっては削減も実施しなければならないであると考える。町長の報酬を30%カットしたらいくらになるか?おおよその計算で恐縮だが、年間5〜600万円程度である。詳細間違っているかもしれないが、倍や半分になるほどの誤差はないだろう。そもそも、それだけの付加的な行政サービスを生み出す努力に費やすべきではないだろうか。
・先ほどの委員会の席上で「町長の「心意気」なのか?」と質問させていただいた際に、後ほど訂正されたが「痛みを自ら受くる。」とご回答された。そして訂正後には「己に信念を厳しく問う」ともおっしゃられた。私自身、その思いに強く賛同するものでありますが、しかし、町長だけに実を削らせてしまう施策というのはいかがなものなのでしょう。私は、本当に、真に東郷町が、東郷町民が、財政上の危機を感じ、何とかしなければならないと欲しているのであれば、町長はもちろん、心から町民を愛してやまない我々議員も、そして、町民の奉仕者である職員にも、その痛み苦しみを分かち合うべきではないでしょうか。
以上の理由から、反対の立場をとらせていただき、討論とさせていただきます。
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この後、賛成(石川正議員)―反対(山口議員)―賛成(中川議員)と討論が続き、採決となりました。(山田議員も賛成討論に立ちました。順番確認中。)
結果は11対6(2退場)の結果で、可決となりました。
この件は、昨年の12月議会、前回の3月議会においても審議されたものであり、今回で3回目となりました。(以前は継続審議と否決)
町長としては、議会の顔ぶれが一新し、その結果において町民の信をあらためて問われる思いで提出されたのだと思います。
したがって、私(少なくとも「私」は、です)は、以前の「しがらみ」を全て、本会議にも委員会にも持ち込まず、議案そのものにのみ向かい合い、その中から生まれた、自身の判断から反対しました。
ところが、あいかわらず「マニュフェスト」やら「公約」やらを持ち出し、「自分が選挙のときに約束したことだからやらなければならない」といった論理に持ち込んだ一事は、正直、辟易しました。
人件費による経営対策は民間においては、まさに「最後の手段」です。
最近、「政治手法」として(私は「選挙戦略」と考えますが)流行っていますが、以前も書いたとおり、それ自体が政治家として「邪道」であると思っております。(重ねて申しますが、これは一切議場に持ち込んでいません。)
可決された以上、その30%分が、地域のために有効に活用されるよう、期待したいものです。(というか、有効活用できるような提言なども前向きにしっかり考えていきたいと思います。)
負けた腹いせに(冗談ですよ(笑))、今回の件で気になった2点について述べてみたいと思います。
まずは、今回の議案の提出ですが、説明者が副町長でした。
制度や慣例を一切無視(よくないかもしれませんが)して、感情としてのお話になりますが、自分の親分の給料を下げる提案を、腹心の部下ができるものなのでしょうか。しかも、今回の提案は「特例」であり、自分(副町長)の給料は下がらないという条件の下で、です。
なんとなく、私の先述の討論にも書きましたが、
「町長っ!あなただけが血を流すなんていけないっ!私がお供しますっ!」
なんてドラマがあってもいいんじゃないでしょうか。
もう一つは、退場者のことです。
今回、「採決に移ります。」の一言と同時に、議場を出た議員がお二人いました。ルール違反やマナー違反になるかもしれませんので、あえて名前はここには記載しませんが、経験豊富な先輩方であるので、おそらく経験上の深慮があったのではないかと推測しております。
・・が、議会に席をお預かりしている以上、議決での意思表示は議員としての最低限かつ最優先の仕事なんではないでしょうか。
機会があれば、この真意をしっかり確認してみたいと思います。
政治家として「確かな判断」をさせていただけるよう、これからも精進してまいります。
昨日の新聞にも載りましたが、6月議会最終日に急遽上程された「町長の給与の特例に関する条例の制定について」という議案が可決されました。いわゆる町長給与30%カットの件です。
私は、反対の立場をとりましたが、残念ながら可決となりました。
今回の議会では、一般質問をさせていただくなど、はじめてづくしだったのですが、最後の最後に「反対討論」まで初体験させていただきました。
委員会に付議されていた議案の採決が終わり、午後になってから当議案についての行政側からの説明があり、急遽、総務委員会が行われました。
委員会において、詳細の主旨説明をいただき、私も、いくつかの質問をさせていただきました。また、他の委員からの質問も多数あり、活発な議論となりました。先日当ブログでご説明させていただいたとおり、委員会は本会議の縮小版のような形で賛成と反対の討論があり、採決となるのですが、委員会においては賛成少数で否決すべきものと結論されました。
場所を本会議に移し、委員長報告の後、賛成討論のトップバッターとして井俣議員が立たれました。そして、直後の反対討論に、私が立たせていただきました。
一般質問同様に、私の主旨をできるだけそのまま、臨場感をもってお伝えさせていただきたく、カンニングペーパー(今回は本当に急なことだったので、めちゃめちゃ苦労しました。また、論理構成が不十分な部分も否めません。)をそのまま転記させていただきます。
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●議案「町長の給与の特例に関する条例の制定について」の反対討論
議長のお許しを得ましたので、議案第48号「町長の給与の特例に関する条例の制定について」反対の立場から討論させていただきます。
(以下、手持ちメモ)
・先般開催された報酬審議会において、現在の給与が不適当なものではないと答申された。町長の給与の金額については、何ら問題ないものと考える。
・財政上、削減分が住民サービスへ還元される一事については、総論として賛同できることではあるが、今年度予算規模から照らして、1%にも満たない金額を「政策として」提案されることについて、この選択肢以外に、還元分と同等のサービス向上施策はないのか、政治家としての根本的な部分として疑問を感じる。
・「30%」の考え方が十分に理解できない。35%では?25%では?これを論理的に説明されない限り、このお金は「なんだかよくわからないお金」になってしまう。また、逆に今回の提案を採れば、この論理で考えれば、時の為政者の判断により無報酬でもよいことになる。それが正常な「仕組み」と言えるだろうか。
・他の特別職等に影響がでないと明言されているが、それを担保されているわけではない。今回の特例が承認されれば、同様のロジックが、全ての給与・報酬にあてはまってしまう懸念がある。私自身281千円の報酬を得ているが、「特例として私の報酬を250千円にします。」と提案できてしまう仕組みは、正常な議会運営、行政執行と言えるだろうか。その仕組みを町民のみなさまにご理解が得られるだろうか疑問である。
・私は、多方面からの見直しについては総論としては賛成であり、その中において人件費等もあるのであれば当然に検討し、場合によっては削減も実施しなければならないであると考える。町長の報酬を30%カットしたらいくらになるか?おおよその計算で恐縮だが、年間5〜600万円程度である。詳細間違っているかもしれないが、倍や半分になるほどの誤差はないだろう。そもそも、それだけの付加的な行政サービスを生み出す努力に費やすべきではないだろうか。
・先ほどの委員会の席上で「町長の「心意気」なのか?」と質問させていただいた際に、後ほど訂正されたが「痛みを自ら受くる。」とご回答された。そして訂正後には「己に信念を厳しく問う」ともおっしゃられた。私自身、その思いに強く賛同するものでありますが、しかし、町長だけに実を削らせてしまう施策というのはいかがなものなのでしょう。私は、本当に、真に東郷町が、東郷町民が、財政上の危機を感じ、何とかしなければならないと欲しているのであれば、町長はもちろん、心から町民を愛してやまない我々議員も、そして、町民の奉仕者である職員にも、その痛み苦しみを分かち合うべきではないでしょうか。
以上の理由から、反対の立場をとらせていただき、討論とさせていただきます。
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この後、賛成(石川正議員)―反対(山口議員)―賛成(中川議員)と討論が続き、採決となりました。(山田議員も賛成討論に立ちました。順番確認中。)
結果は11対6(2退場)の結果で、可決となりました。
この件は、昨年の12月議会、前回の3月議会においても審議されたものであり、今回で3回目となりました。(以前は継続審議と否決)
町長としては、議会の顔ぶれが一新し、その結果において町民の信をあらためて問われる思いで提出されたのだと思います。
したがって、私(少なくとも「私」は、です)は、以前の「しがらみ」を全て、本会議にも委員会にも持ち込まず、議案そのものにのみ向かい合い、その中から生まれた、自身の判断から反対しました。
ところが、あいかわらず「マニュフェスト」やら「公約」やらを持ち出し、「自分が選挙のときに約束したことだからやらなければならない」といった論理に持ち込んだ一事は、正直、辟易しました。
人件費による経営対策は民間においては、まさに「最後の手段」です。
最近、「政治手法」として(私は「選挙戦略」と考えますが)流行っていますが、以前も書いたとおり、それ自体が政治家として「邪道」であると思っております。(重ねて申しますが、これは一切議場に持ち込んでいません。)
可決された以上、その30%分が、地域のために有効に活用されるよう、期待したいものです。(というか、有効活用できるような提言なども前向きにしっかり考えていきたいと思います。)
負けた腹いせに(冗談ですよ(笑))、今回の件で気になった2点について述べてみたいと思います。
まずは、今回の議案の提出ですが、説明者が副町長でした。
制度や慣例を一切無視(よくないかもしれませんが)して、感情としてのお話になりますが、自分の親分の給料を下げる提案を、腹心の部下ができるものなのでしょうか。しかも、今回の提案は「特例」であり、自分(副町長)の給料は下がらないという条件の下で、です。
なんとなく、私の先述の討論にも書きましたが、
「町長っ!あなただけが血を流すなんていけないっ!私がお供しますっ!」
なんてドラマがあってもいいんじゃないでしょうか。
もう一つは、退場者のことです。
今回、「採決に移ります。」の一言と同時に、議場を出た議員がお二人いました。ルール違反やマナー違反になるかもしれませんので、あえて名前はここには記載しませんが、経験豊富な先輩方であるので、おそらく経験上の深慮があったのではないかと推測しております。
・・が、議会に席をお預かりしている以上、議決での意思表示は議員としての最低限かつ最優先の仕事なんではないでしょうか。
機会があれば、この真意をしっかり確認してみたいと思います。
政治家として「確かな判断」をさせていただけるよう、これからも精進してまいります。
コメント
ごめんなさい
ご指摘の通りです。現在の私の記憶では順番が定かではありませんので、調べてから修正させていただきます。が、もし、どの順番だったかご記憶があるようでしたらお教えください(多分そのほうが早いかと・・・)。いずれにしましても大至急対応いたします。申し訳ございませんでした。
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上記の賛成討論に山田達郎が抜けてますよ。