6月議会閉会1(子ども医療費について)
こんにちは。凄く元気な40歳、水川あつしです。
今週月曜日に6月議会が閉会しました。
議員提案を含む11議案と3つの意見書案について採決され、10議案が可決(1議案否決)、2意見書が可決(1意見書否決)されました。
否決された議案、意見書それぞれに、反対の立場から討論に立たせていただきました。
今日は、反対した「東郷町子ども医療費支給条例の一部改正について」、いわゆる子ども医療費の無料化についてのものですが、この議案についてご報告させていただきます。
この問題は「反対」と言うとすぐに
「子どもの医療費無料化に反対なのか!」
とのご意見をいただくのですが、東郷町の福祉施策として内容・時期・対象など十分に検討させていただいた結果、断腸の思いでの反対であることをご理解いただきたいと思っております。
その思いを反対討論で述べさせていただきましたので、少し長くなりますが、討論原稿をそのまま転載いたします。
***********************************
議長のお許しをいただきましたので、私は議題になっております議案第45号「東郷町子ども医療費支給条例の一部改正について」に対しまして、反対の立場から討論させていただきます。
本議案は、子どもへの福祉向上施策であるため、性質上、反対しにくいものでありますが、多種多様な環境下におかれる41千有余の町民が暮らしていくなかで、いかに公平公正、遍く平等に、福祉を享受しえるかを考えるのが、行政と、我々議会であると考え、あえて反対の立場をとらせていただきます。
まずは、財源であります。
今回の提案において、かかる財源について、理解し得る十分な説明がありませんでした。当該制度は、一時的なものではなく、施行されれば恒久的に必要となる経常費用であります。財源担保については、十分になされていなければならないものと考えます。
また、この件については、よく近隣市町との比較がなされますが、果たしてその比較の対象となる近隣市町と本町が、この福祉施策を同質同様のものとして取り上げられるものなのでしょうか。ある資料によりますと、わが町を含む尾張東部地域で、子供の医療費の無料化制度を実施している自治体は、確かに少なくありませんが、一方で、名古屋をはさんだ向こう側、尾張西部地域の市町村を見てみると、清須市、北名古屋市、津島市、稲沢市、一宮市、そして、教育施策には大変熱心な先進自治体である犬山市でも無料化されてはおりません。
つまり、「他所がやっているからやる」というのは理由にはなりにくく、やはりその自治体の持つ特性や、環境などを鑑み、身の丈に応じた施策でなければならないのは、私がいうまでもありません。
さらに、本議案では中学三年生までを対象とされていますが、県内の無料化の制度がある43自治体のうち、中学三年生までを対象としているのはわずかに17自治体であります。無料化といっても、小学校三年生まで、六年生までなど、仮にこの制度の検討を進めるにあたっても、本当に中学生までを対象とするのが適切であるかの議論も十分になすべきではないでしょうか。
この春から、県の施策として中学三年まで入院医療費の無料化が施行されたばかりで、その効果・影響は、今後の検証が待たれるところであります。
3人の子を持つ親として、子供の医療費無料化は、大変ありがたい制度ではありますが、大局的観点から、さらに検討・検証の余地のある本提案に対し、断腸の思いで反対の意志を示させていただき、賢明なる議員各位の、私の意志への賛同をお願いいたしたいものであります。
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なお最終日に、国・県に対し中学生までの通院医療費無料化に対する助成を求める意見書が提出され、可決されました。
上述の反対主旨から照らすとこの意見書についても内容に疑問があったのですが、意見書案に対する質疑でその部分を明らかにした上で、賛成の立場をとらせていただきました。
・少子化対策の一つとして、国を含む広域的な立場から取組むべきである。
・県では4月から新制度を施行したばかりであるが、今後の改善意見の一つとして早期に提出するべきである。
・地域格差是正を求める一つの考え。
といった東郷町の姿勢を示す意見書として賛成しました。
東郷町は、喜ばしいことに子どもがたくさん育っています。しかしながら、その子どもの暮らす環境も、両親、兄弟、祖父母との同居もあれば、一人の親と2人でのものとさまざまです。
また同様に、子どもが親元を離れ夫婦だけで暮らす世帯や、身体が決して万全ではない80歳を超える高齢単身者世帯もあり、東郷町に暮らす人々の環境は実に様々です。
私が選挙公報でお伝えした
「男女・地域・世代・新旧全ての住民に偏りのない町政施策の実現に取組みます。」
の言葉の通り、今後も「お互い」に「支えあう」仕組みづくりを考えてまいります。
今週月曜日に6月議会が閉会しました。
議員提案を含む11議案と3つの意見書案について採決され、10議案が可決(1議案否決)、2意見書が可決(1意見書否決)されました。
否決された議案、意見書それぞれに、反対の立場から討論に立たせていただきました。
今日は、反対した「東郷町子ども医療費支給条例の一部改正について」、いわゆる子ども医療費の無料化についてのものですが、この議案についてご報告させていただきます。
この問題は「反対」と言うとすぐに
「子どもの医療費無料化に反対なのか!」
とのご意見をいただくのですが、東郷町の福祉施策として内容・時期・対象など十分に検討させていただいた結果、断腸の思いでの反対であることをご理解いただきたいと思っております。
その思いを反対討論で述べさせていただきましたので、少し長くなりますが、討論原稿をそのまま転載いたします。
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議長のお許しをいただきましたので、私は議題になっております議案第45号「東郷町子ども医療費支給条例の一部改正について」に対しまして、反対の立場から討論させていただきます。
本議案は、子どもへの福祉向上施策であるため、性質上、反対しにくいものでありますが、多種多様な環境下におかれる41千有余の町民が暮らしていくなかで、いかに公平公正、遍く平等に、福祉を享受しえるかを考えるのが、行政と、我々議会であると考え、あえて反対の立場をとらせていただきます。
まずは、財源であります。
今回の提案において、かかる財源について、理解し得る十分な説明がありませんでした。当該制度は、一時的なものではなく、施行されれば恒久的に必要となる経常費用であります。財源担保については、十分になされていなければならないものと考えます。
また、この件については、よく近隣市町との比較がなされますが、果たしてその比較の対象となる近隣市町と本町が、この福祉施策を同質同様のものとして取り上げられるものなのでしょうか。ある資料によりますと、わが町を含む尾張東部地域で、子供の医療費の無料化制度を実施している自治体は、確かに少なくありませんが、一方で、名古屋をはさんだ向こう側、尾張西部地域の市町村を見てみると、清須市、北名古屋市、津島市、稲沢市、一宮市、そして、教育施策には大変熱心な先進自治体である犬山市でも無料化されてはおりません。
つまり、「他所がやっているからやる」というのは理由にはなりにくく、やはりその自治体の持つ特性や、環境などを鑑み、身の丈に応じた施策でなければならないのは、私がいうまでもありません。
さらに、本議案では中学三年生までを対象とされていますが、県内の無料化の制度がある43自治体のうち、中学三年生までを対象としているのはわずかに17自治体であります。無料化といっても、小学校三年生まで、六年生までなど、仮にこの制度の検討を進めるにあたっても、本当に中学生までを対象とするのが適切であるかの議論も十分になすべきではないでしょうか。
この春から、県の施策として中学三年まで入院医療費の無料化が施行されたばかりで、その効果・影響は、今後の検証が待たれるところであります。
3人の子を持つ親として、子供の医療費無料化は、大変ありがたい制度ではありますが、大局的観点から、さらに検討・検証の余地のある本提案に対し、断腸の思いで反対の意志を示させていただき、賢明なる議員各位の、私の意志への賛同をお願いいたしたいものであります。
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なお最終日に、国・県に対し中学生までの通院医療費無料化に対する助成を求める意見書が提出され、可決されました。
上述の反対主旨から照らすとこの意見書についても内容に疑問があったのですが、意見書案に対する質疑でその部分を明らかにした上で、賛成の立場をとらせていただきました。
・少子化対策の一つとして、国を含む広域的な立場から取組むべきである。
・県では4月から新制度を施行したばかりであるが、今後の改善意見の一つとして早期に提出するべきである。
・地域格差是正を求める一つの考え。
といった東郷町の姿勢を示す意見書として賛成しました。
東郷町は、喜ばしいことに子どもがたくさん育っています。しかしながら、その子どもの暮らす環境も、両親、兄弟、祖父母との同居もあれば、一人の親と2人でのものとさまざまです。
また同様に、子どもが親元を離れ夫婦だけで暮らす世帯や、身体が決して万全ではない80歳を超える高齢単身者世帯もあり、東郷町に暮らす人々の環境は実に様々です。
私が選挙公報でお伝えした
「男女・地域・世代・新旧全ての住民に偏りのない町政施策の実現に取組みます。」
の言葉の通り、今後も「お互い」に「支えあう」仕組みづくりを考えてまいります。
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